時藤志通満さん作詞・作曲の歌


※曲名をクリックするとお聞きいただけます。ただし、WindowsMediaPlayerなどMP3形式ファイルを再生できる環境が必要です。

・「君にもらったハーモニカ」(2MB_mp3)

先月、東京からの帰路関西に立ち寄った際に、かつて同じマンションに住んでいた方から1本のハーモニカを頂きました。昨年闘病の末無くなられたご主人が生前購入された新品のハーモニカで、病気を克服したら吹きたいとおっしゃっておられたそうです。残念ながら、それはかないませんでしたが、小生が思いを受け継いでこれからも吹かせて頂こうと思っています。そのような思いを込めてつくった、「君にもらったハーモニカ」という歌をお送りします。

・「闇のむこうへ」(1.4MB_mp3)

いわゆる「障害者もの」というのはあまり積極的につくっておらずこの曲1曲だけで、ある種業界向けということもあり、この曲はこれまで人前で演奏したことはありません。「田舎では「引きこもり障害者が何と多いことか」というのが当地へ引っ越してきたときの強い印象でした。
特に視覚障害者については、車がないと生活ができないような都市構造やインフラスタイルになっていることから、ちょっと近くへ行くのにも車によるヘルプが必要でその度に周囲にお願いせねばならず、どうしても引きこもりになりがちで、また、家族も本人も障害の事実を隠そうとする意識が都市部より強いというのも一員と考えています。
田舎の道はクルマのためにつくられていますので、視覚障害者が歩くのは、例えば調布の町を歩くのとは大違いで、身体スレスレに通るクルマにおびえながらの大変なアドヴェンチャートリップです。
ということで、なかなかタフな生活を強いられている「引きこもり視覚障害者」へ送るエールに代えてこの曲をつくりました。お粗末ですが、メッセージが伝わればうれしく思います。


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