ちいきつうか

調布まちづくりの会も参加している「ちょうふ地域通貨さーらの会」のホームページはこちらです。
さーらに関する最新情報はこちらをご覧下さい。


調布地域通貨懇談会(仮称)準備会に参加しませんか?
現在、月に一回のペースで準備会を開催しています。
どなたでも参加できます。一緒に調布の地域通貨を 
創ってみませんか?
次回の準備会
日時:2002年2月15日(土) 19時から21時頃まで    
場所:調布市総合福祉センター2Fボランティア活動センター
「お金」中心の社会を変えよう! みんなで考えよう、調布の「地域通貨」
 投機のお金が一国の経済をいとも簡単に破壊する現実を目の当たりにして、なにかおかしいとみなさん感じたはずです。不況が長引き、中年男性の自殺者が増えているといいます。たくさんの「お金」を手にし、物が豊かになったのに心が豊かにならない。幸せが感じられない人が大勢います。「お金」は人を幸せにしてくれるものではなかったのでしょうか。あまりにも、「お金」に依存し、支配されている今の社会を疑ってかかることが必要ではないでしょうか。ミヒャエル・エンデは「エンデの遺言」でそう問いかけています。  準備会では、「地域通貨」をより多くの人に使ってもらえるように、できるだけ多くの分野(福祉関係、環境関係、商業関係、教育関係、農業関係などあらゆるもの)の方のご意見を聞いたり、参加して頂いたりしたいと考えております。「お金」はあらゆる分野のいろいろな場面で使われていますが、それぞれの分野で、「お金」では解決できないことや、「お金」で解決すること事態に問題があったりします。ここでは詳しく書きませんが、「お金」はつめたいと言われることがあります。心を込めてお礼がしたいとき、「お金」でその意を表すのは失礼にあたると考えられてきました。「お金」でつながっている人は、「お金」がなくなると離れていってしまいます。「お金」で換算できないために、人に頼めないことがたくさんあります。いわゆる「半端な仕事」などがそれにあたります。
介護保険などでは、ちょっとした家事労働は対象になりませんが、困っている方はたくさんいます。環境をよくする活動をしても、「お金」で評価することになじみません。農作物は相対的に価格が下がっているため、兼業でなければ食べていけない農家がほとんどです。皆さんのまわりで問題になっていることのほとんどに「お金」がからんでいませんか。

調布で「地域通貨」がはじまる!?
 調布まちづくりの会では、2000年12月経済評論家の森野栄一氏を調布に招き、「地域通貨」の学習会を開催しました。その学習会をきっかけに会員を中心に調布でおそらく最初の通帳式地域通貨「ちょー」がスタートしましたが、リーダー役が職場の異動により調布を離れたことで事実上活動が止まっていました。
調布で「地域通貨」を再スタート
 調布まちづくりの会にあらたに地域通貨部会を発足させ、2002年6月21日(金)、調布の「地域通貨」を考える「調布地域通貨懇談会(仮称)」を立ち上げるための第1回準備会を開催、その後、月に1回のペースでいろいろなところに呼びかけをしながら準備会を重ねています。この間、現在の地域通貨ブームの火付け役となり、「お金」というものを見直すきっかけとなったNHK放送の「エンデの遺言」を見る勉強会、その後の地域通貨ブームの状況や、銀行などを取り上げた「続エンデの遺言」を見る勉強会も行いました。さらに、各地で実践されている地域通貨を分担して調査し、より理解を深める作業を続けています。 「地域通貨縁」であたらしいコミュニティを創ろう
 もう一つのお金「地域通貨」はそれをつかう私たちが、お互いの信頼やおもいやりの中から生み出すものです。つめたい「お金」に対して、地域通貨は「あたたかいお金」と言われたりしています。都市においては、地縁による地域のコミュニティはないに等しい状態ですが、地域通貨を使おうとする人たちが新たに互いの信頼関係を築くことで、新しい「地域通貨縁」によるコミュニティを創り上げることが出来ると私たちは信じています。がそのような「あたたかいお金」を私たちもみんなで創ろうと思っています。
2003年6月スタートに向けて
 今後も、さらに話し合いを積み重ね、いくつかの実験も行って、2003年6月にはスタートしたいと考えています。私たちは、この「こころみ」が、あたらしいコミュニティを生み、あたらしい未来、あかるい未来につながることを確信しています。
みなさんの積極的な参加をお待ちしています。メーリングリストも開設中です。
おすすめ参考文献(*は是非お読みください)
* 岩波ブックレット「地域通貨を知ろう」 西部 忠著 岩波書店  480円
  なるほど地域通貨ナビ 丸山真人, 森野 栄一共著 北斗出版 1800円
  だれでもわかる地域通貨入門 森野 栄一監修 北斗出版   1600円
  ボクらの街のボクらのお金 あべ よしひろ著 さんが出版   838円
  パン屋のお金とカジノのお金はどう違う? 廣田裕之著 オ−エス出版社
                               1500円
* エンデの遺言 河邑厚徳著ほか 日本放送出版協会 1500円
  エンデの警鐘「地域通貨の希望と銀行の未来」 坂本 龍一 , 河邑 厚徳編著
                     日本放送出版協会  1600円
  マネーの正体―地域通貨は冒険する デイヴィッド・ボイル著 松藤 留美子訳
                           集英社 2500円

問い合わせ/メーリングリスト申し込み
 尾辻 義和 TEL 0424−87−4385
       携帯  080−5012−5327
       メール kp5y-otj@asahi-net.or.jp
 大脇 正昭 メール mail.owaki@nifty.com

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